ゲーム業界の転職エージェント・サイトおすすめ10選!選び方や使う際の注意点も解説

ゲーム業界おすすめ転職サイト&エージェント
  • 好きなゲームに関わる仕事がしたい
  • 人気が出るようなゲームを作りたい
  • 大手ゲーム会社に転職したい

上記のような理由から、ゲーム業界への転職を目指している人もいるのではないでしょうか。

ゲーム業界は人気があり求人倍率も高いため、転職を成功させるのが難しい業界です。

また、ゲーム業界の中でもどんな職種に就くかで必要なスキルが変わってくるため、業界内の転職でも思うように転職活動が進まない可能性も。

希望通りの転職をするためには、転職エージェント・サイトの利用がおすすめです。

転職活動を成功させるうえで必要なゲーム業界の情報を教えてもらえ、求人紹介や面接対策など、転職活動もサポートしてくれるからです。

当記事では、ゲーム業界の転職に強いおすすめの転職エージェント・サイト10社を独自にピックアップし、サービスの内容や特徴を詳しく解説しています。

ゲーム業界への転職を考えている人は、当記事を参考にして上手に転職エージェント・サイトを活用してください。

目的別やゲーム別のおすすめ転職エージェント・サイトも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでください。

目次

ゲーム業界の転職エージェント・サイトおすすめ10選

ゲーム業界の転職でおすすめしたい転職エージェント・サイト10選と、各社の特徴を紹介します。

『ファミキャリ!』は利用者満足度の高い転職エージェント

【ファミキャリ!の特徴】

  • ゲーム業界の求人数5,000件以上(※1)
  • 利用者の満足度約95%(※2)
  • 扱っている業態や職種が豊富

『ファミキャリ!』はゲーム業界特化型の転職エージェントで、利用者の満足度が約95%と高いのが特徴です。

満足度が高い理由としては、以下のようなことが考えられます。

  • アドバイザーにゲーム業界・企業の情報・知識が豊富
  • 独自のノウハウをもとにきめ細かな書類添削・面接対策が可能
  • 目先の転職だけではなく、将来のキャリアを見据えた提案がモットー

ファミキャリ!の特徴としては、「コンシューマー」「ソーシャルゲーム・モバイルゲーム」「遊技機」など、扱っている業態が豊富なことも挙げられます。

ゲーム会社のバックオフィス部門(人事や経理など)の求人も扱っているので、ゲーム業界に転職したいクリエイター職以外の人にもおすすめです。

さらにファミキャリ!を運営するクリーク・アンド・リバーは、自社でゲームの開発や制作受託も行っているため、ゲーム会社とのパイプが太いのも強み。

パイプが太いため、求人を出していない企業にも個々にクリエイターを売り込んでくれます。

なおファミキャリ!ではゲーム業界で活かせるスキルをもっている人がサポート対象で、メインターゲットは実務経験者です。

求人職種 デザイナー、プランナー、シナリオライター、ディレクター、プロデューサー、アシスタントプロデューサー、プログラマー、エンジニア、スクリプター、コーダー、外注管理、進行管理、アナリスト、品質管理、デバッガー、サウンドクリエイター、その他
対応エリア 全国
利用料金 無料
運営会社 株式会社 KADOKAWA Game Linkage
公式サイト https://www.famitsu.com/

※1、2「ファミキャリ!」公式サイトより(2024年7月31日時点)

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『G-JOBエージェント』はミスマッチの少なさに自信をもつ転職エージェント

【G-JOBエージェントの特徴】

  • 専門性の高いキャリアアドバイザーが在籍
  • 運営会社リンクトブレインはゲーム開発も行っており、開発現場の実情やトレンドに詳しい
  • 東京だけではなく、関西・福岡の求人も探しやすい

『G-JOBエージェント』はミスマッチの少なさに自信をもっている転職エージェントです。

ゲーム業界の専門的な知識をもつキャリアアドバイザーが在籍しており、開発現場や技術面など専門的な話がしやすいため、ミスマッチが少なくなると考えられます。

具体的には以下のようなキャリアアドバイザーが在籍しています。

  • ゲーム会社での人事経験(3年以上)
  • ゲーム開発現場のマネジメント経験
  • 国家資格保有者

実際にゲーム業界従事者へのアンケート調査でも、キャリアアドバイザーの信頼性が評価されています(※)。

また運営会社であるリンクトブレインはゲーム開発事業も展開しています。

そのため必要に応じて、現場のゲームディレクター(現役のゲームクリエイター)から、ポートフォリオについてのアドバイスを受けられるのもメリット。

転職プロや現役クリエイターに書類を添削してもらえれば、自信をもって企業に提出できそうですね。

専門的な話がわかるエージェントに相談したいなら、G-JOBエージェントがおすすめです。

求人職種 プロデューサー、ディレクター、プランナー、デザイナー、アーティスト、エンジニア、プログラマー、経営企画、営業、コーポレート、その他
対応エリア 関東(東京など)、関西(大阪・京都など)、九州(福岡など)
利用料金 無料
運営会社 株式会社リンクトブレイン
公式サイト https://game-matching.jp/

※「G-JOBエージェント」公式サイトより(2024年7月31日時点)

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『Hiraku agent』は現役ゲームクリエイターにおすすめの転職エージェント

【Hiraku agentの特徴】

  • 土日祝日・平日夜間も面談可能
  • 経験豊富なエージェントからサポートを受けられる
  • 親切かつ迅速な対応が魅力

『Hiraku agent』は、在職中の転職活動にぜひ利用したい転職エージェントです。

土日祝日や平日夜間(22時まで)も、エージェントとの面談ができるからですね。

「現場が忙しいのに、転職活動のために有給休暇を取るのは気が引ける」という現役クリエイターでも、土日祝日なら気兼ねなく相談できるのではないでしょうか。

またエージェントにはLINEで連絡できるので、スキマ時間でのやりとりも可能です。

迅速なレスポンスと的確なアドバイスで、2~3週間で内定を得た利用者もいます。

迅速なレスポンスといっても転職を急かすわけではなく、転職を迷ったり頭の中を整理したりしながら進めていきたい人には、じっくりと寄り添ってくれます。

Hiraku agentの初回面談時にはポートフォリオがあるとスムーズですが、なくても相談は可能。

もちろんポートフォリオ作成の相談にものってくれるので、気になる人は一度相談してみましょう。

求人職種 ゲームプランナー、3DCGデザイナー、UIデザイナー、Unityエンジニア、サーバーサイドエンジニア、プロモーションプランナー、MD開発など要相談
対応エリア 東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、大阪府、京都府、福岡県
利用料金 無料
運営会社 株式会社Hiraku agent
公式サイト https://hiraku-agent.com/

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『ギークリー(Geekly)』は転職後の職場定着率が高い

【ギークリー(Geekly)の特徴】

  • IT・Web系に強い転職エージェントで、ゲーム業界の求人も豊富
  • ゲーム業界に精通した専門チームがサポートしてくれる
  • 転職後の職場定着率が97%(※)

『ギークリー(Geekly)』は転職後の職場定着率が高い転職エージェントです。

定着率が高い理由としては、以下のことが考えられます。

  • ゲーム業界の転職で蓄積してきたノウハウにより、高精度のマッチングを実施
  • 入社前に行う条件のすり合わせが丁寧

企業の採用傾向も把握しているので、応募先企業に合わせた面接対策でサポートしてくれます。

スキルが評価されやすい企業とマッチングしてもらい、応募書類や面接での自己アピールのブラッシュアップもサポートしてもらえれば、好条件で転職できる可能性が高まるでしょう。

納得度の高い転職をしたい人におすすめの転職エージェントです。

求人職種 ゲームプログラマ(ソーシャル・オンライン)、ゲームプログラマ(コンシューマー)、ゲームデザイナー(ソーシャル・オンライン)、ゲームデザイナー(コンシューマー)、イラストレーター・CG・グラフィックデザイナー、ゲームプランナー/ディレクター(ソーシャル)、ゲームプランナー/ディレクター(コンシューマー)、サウンドクリエーター、デバッカー
対応エリア 首都圏・大阪
利用料金 無料
運営会社 株式会社GEEKLY(ギークリー)
公式サイト https://www.geekly.co.jp/

※「ギークリー(Geekly)」公式サイトより(2024年7月31日時点)

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『シリコンスタジオエージェント』はマッチング力の高さに自信あり

【シリコンスタジオエージェントの特徴】

  • ゲームクリエイター特化型の転職エージェント
  • ゲーム用ミドルウェアの開発を行うシリコンスタジオ株式会社が運営
  • ゲーム制作現場を熟知しているキャリアアドバイザーが対応

『シリコンスタジオエージェント』はマッチング力の高さに強みがある転職エージェントです。

専門性の高いキャリアアドバイザーが、クリエイター目線で丁寧なカウンセリングを実施したうえで、マッチングを行うからですね。

職種やトレンドへの理解が深く、専門性の高いカウンセリングが可能となるため、マッチング精度もあがります。

一方注意点としては、正社員以外の求人も多いことが挙げられます。

正社員以外の求人が多いと、「まずは派遣社員で経験を積み、正社員にキャリアアップ」など、希望するキャリアパスと現状の差を踏まえて提案してもらえるのはメリットです。

ただし正社員採用にこだわる人にとっては注意が必要です。

なお「デザイナー」「シナリオライター」「サウンドクリエイター」については、エージェントとの面談時にポートフォリオの提示が必須となりますので、PDF形式などで準備しておきましょう。

基本的には経験者向けの転職エージェントですが、ポートフォリオや前職の業務経験によっては、未経験者でもサポートを受けられることがあります。

求人職種 デザイナー、アーティスト、エンジニア、プログラマー、プロデューサー、ディレクター、プランナー、映像クリエイター、サウンドクリエイター、その他
対応エリア 東京近郊、大阪・京都近郊、その他
利用料金 無料
運営会社 シリコンスタジオ株式会社
公式サイト https://ss-agent.jp/

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『RecGame(リクガメ)』はエージェントなしで転職活動したい人におすすめ

【RecGame(リクガメ)の特徴】

  • ゲーム業界特化型
  • 転職エージェントだが、転職サイトとしても使える
  • 有名ゲームメーカーからインディーズまで、バラエティー豊かな求人

『RecGame(リクガメ)』は転職エージェントへの相談が面倒な人におすすめです。

RecGameは転職エージェントですが、求人に自分で応募できる転職サイトとしても使えるからですね。

転職エージェントのサイトに掲載されている求人に応募したい場合、キャリアアドバイザーに相談したうえで、キャリアアドバイザー経由で応募することになります。

キャリアアドバイザーに相談した結果、「応募条件を満たしていない」「採用の可能性が低い」などの理由で、希望の求人に応募できないことも。

しかしRecGameであればキャリアアドバイザーを通さず、自由に応募できます。

「転職するかどうかや転職の時期は決めていないから、まずはマイペースに求人を探してみたい」という人におすすめのサービスです。

「インディーズディベロッパー」「スタートアップやベンチャー企業」の求人が豊富なのも、RecGameのメリット。

RecGameのサイトを覗くことで、「今まで知らなかったけれど、ちょっと気になるゲーム会社」が見つかるかもしれません。

求人職種 プロデューサー、エンジニア、デザイナー、プランナー、その他開発、プロモーション、コーポレート、その他
対応エリア 全国、海外、リモートワーク
利用料金 無料
運営会社 ランウェイ・エージェンシー株式会社
公式サイト https://recgame.jp/

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『ゲームキャリアスカウト』は待つ転職活動ができるサービス

【ゲームキャリアスカウトの特徴】

  • ゲームクリエイター・ゲーム業界特化型の転職サービス
  • スカウト型の転職サービス
  • スキルを細かく細分化して登録できる

『ゲームキャリアスカウト』は、「待つタイプ」の転職活動ができるサービスです。

ゲームキャリアスカウトは名前の通り、スカウトタイプの転職サービスだからですね。

職務経歴書やスキルを登録しておけば、厳選されたゲーム会社や転職エージェントからスカウトが届きます。

スカウトの数や質で、「ゲーム業界内でのあなたの市場価値」を把握できるはずです。

職種をざっくり登録するだけではなく、「開発領域」「使用できる言語・ゲームエンジン」などを細かく登録できるので、ゲーム企業に強みやスキルをアピールしやすいのもメリット。

登録作業を通じて、スキルや経験の棚卸もできるでしょう。

ただしゲームキャリアスカウトそのものから書類添削などのサポートは受けられないので、注意してください。

求人職種 プロデューサー/ディレクター、ゲームプランナー、2Dデザイナー、3Dデザイナー、ゲームプログラマー/エンジニアなど
対応エリア 非公開
利用料金 無料
運営会社 株式会社クリーク・アンド・リバー社
公式サイト https://gamecareerscout.com/

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『レバテックキャリア』はゲームエンジニア・プログラマーの転職におすすめ

【レバテックキャリアの特徴】

  • ゲームエンジニア・プログラマーの求人が豊富
  • 2Dデザイナー・3Dデザイナーの求人も多い
  • 書類添削の質に自信あり

『レバテックキャリア』はゲームエンジニア・プログラマーの転職におすすめの転職エージェントです。

レバテックキャリアはITエンジニア・Webエンジニアなど、エンジニアの転職支援に強みがある転職エージェントだからですね。

実際に求人検索してみると、ゲームプロデューサーやシナリオライターの求人は少なく、エンジニア・プログラマーの求人が多くなっています。

エンジニア・プログラマー以外のゲーム関連職種だと、2Dデザイナー・3Dデザイナーの求人も豊富です。

職種のほか、仕事で使う「プログラミング言語」「ゲームエンジン」で求人を絞り込めるのも特徴で、活かしたいスキルありきで求人を探している人にもおすすめ。

企業情報を丁寧に収集している転職エージェントでもあるので、採用傾向や企業・部署の雰囲気を事前に教えてもらえるのもメリットです。

レバテックはフリーランスのゲームクリエイター向けに、フリーランスエージェントの「レバテッククリエイター」も運営しているので、フリーランス転身を見据えているクリエイターにもおすすめします。

求人職種 ゲームエンジンプログラマー、ゲームプログラマー、ゲームプランナー
対応エリア 全国
利用料金 無料
運営会社 レバテック株式会社
公式サイト https://career.levtech.jp/

レバテックキャリアを確認する

『マイナビクリエイター』は丁寧なカウンセリングに強み

【マイナビクリエイターの特徴】

  • キャリアアドバイザーの対応が丁寧
  • クリエイターに特化した転職エージェント
  • 応募先企業に合わせたポートフォリオ作成のサポートあり

『マイナビクリエイター』は丁寧なキャリアカウンセリングをモットーとしています。

丁寧に希望条件や転職の背景をヒアリングすることで、転職の目的を見失わないサポートが可能になるからです。

実際にマイナビクリエイターの対応については、「応募者のことをよく見てくれていると感じる」「アドバイスを求めると、資料準備も含めて丁寧に対応してくれる」などのコメントが寄せられています。

またキャリアアドバイザーの中には、ゲーム業界の出身者も在籍。

経験と知識を活かした、ポートフォリオ作成のアドバイスが可能です。

「プランナー」「プログラマー」「デザイナー」とひとくくりにしない、個人に合わせた丁寧転職サポートを望む人にはぜひおすすめします。

求人職種 Webプロデューサー、Webディレクター、Webデザイナー、Webコーダー、Webプログラマー、Webマーケター、Webライター、ECサイト運営、Web編集・コンテンツ企画、モバイル制作、映像クリエイター、ゲームプロデューサー、ゲームディレクター、ゲームプランナー、ゲームプログラマー、ゲームシナリオライター、ゲームサウンドクリエイター、2DCGデザイナー、3DCGデザイナー、UIデザイナー、イラストレーター、プロジェクトマネージャー、システムエンジニア(Web・オープン・モバイル系)、システムエンジニア(汎用系)、システムエンジニア(制御・組み込み系)、ネットワーク・サーバ設計・構築、ネットワーク・サーバ運用・保守、営業・アカウントエグゼクティブ、事務職、紙系クリエイティブ職
対応エリア 東京都近郊、愛知県近郊、大阪府近郊、福岡県近郊
利用料金 無料
運営会社 株式会社マイナビワークス
公式サイト https://mynavi-creator.jp/

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『Green』は面接前に企業の雰囲気を知りたい人におすすめ

【Greenの特徴】

  • 面接前にカジュアル面談が可能
  • 大手企業の求人も豊富
  • ゲーム会社のバックオフィス求人も扱う

『Green』は、転職前に企業の雰囲気を知りたい人におすすめです。

Greenでは面接前にカジュアル面談が可能となっているからですね。

「気になる」機能を使って企業に興味を伝え、企業もあなたのプロフィールに興味をもてば、面談が設定される仕組みです。

また企業から送られてくる「スカウト」「面談オファー」からカジュアル面談に進むこともできます。

思いがけない大企業・有名企業と面談できるチャンスがあるかもしれません。

エンジニアやデザイナーに比べると数は少ないですが、ゲーム会社のバックオフィス部門やローカライズ業務の求人があるのも魅力です。

ゲームのローカライズとは…

他の国でもゲームをプレイできるように、現地の「言語」「文化・価値観」「宗教」「習慣」を考慮しながら翻訳したり、シーンを削除したり画像を変更したりすること。他国プレーヤーのストーリー理解を助けて離脱を防ぐために必要な作業といえる。

転職エージェントではないので、キャリアアドバイザーからのサポートがない点には注意しましょう。

求人職種 プロデューサー・ディレクター・プランナー、ゲームプログラマー、グラフィック・CGデザイナー、CADオペレーター、動画・映像制作、その他クリエイティブ関連
対応エリア 全国、海外
利用料金 無料
運営会社 株式会社アトラエ
公式サイト https://www.green-japan.com/

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転職の目的別におすすめのゲーム業界の転職エージェント・サイト

転職の目的は「残業を減らしてワークライフバランスを改善する」「給料アップを目指す」など、人によって異なります。

転職の目的別に、おすすめの転職エージェントを紹介します。

  • 経験者の収入アップ・キャリアアップ
  • 未経験からゲーム業界に飛び込みたい
  • ワークライフバランスの改善

収入アップ・キャリアアップが目的の経験者におすすめの転職エージェント3選

収入アップ・キャリアアップが目的の経験者におすすめの転職エージェントは、次の3社です。

  • シリコンスタジオエージェント
  • ファミキャリ!
  • ゲームキャリアスカウト
シリコンスタジオエージェント

シリコンスタジオエージェントには、ゲーム・映像業界に特化したハイクラス転職サービスが用意されています。

ハイクラス層専門のキャリアアドバイザーが担当してくれ、「既存求人以外の提案」や「年収交渉」なども任せられます。

具体的には、「年収600万円以上のリーダークラス」「年収800万円以上のマネージャークラス」といった高年収層の転職支援が可能。

高年収のエンジニア・デザイナー求人もあります。

キャリアアップや収入アップを目指す人は、登録を検討してみましょう。

ファミキャリ!

ファミキャリ!利用者の年収アップ率は80%以上です(※)。

ゲーム業界以外から転職して100万円以上年収がアップした例もあるので、収入アップを目指す人にはぜひおすすめします。

年収800万円超を目指せる求人や、リーダー・マネージャークラスの求人も豊富です。

ただしゲームクリエイター職で収入アップ転職を叶えるには、企業に求められるスキルが必要となります。

※「ファミキャリ!」公式サイトより(2024年7月31日時点)

ゲームキャリアスカウト

ゲームキャリアスカウトでは、年収600万円以上の求人が70%となっています(※)。

高収入の求人が多いため、転職で年収アップを狙うゲームクリエイターにおすすめです。

ゲームキャリアスカウトを利用している企業には、カプコンなどの大手・有名企業も名を連ねているので、「大手企業への転身でキャリアアップ」を狙うことも可能。

好条件のスカウトを受け取るために、登録するスキルや職務経歴書を充実させておきましょう。

※「ゲームキャリアスカウト」公式サイトより(2024年7月31日時点)

未経験からゲーム業界にキャリアチェンジしたい人におすすめの転職エージェント3選

未経験でもゲーム業界への転職は可能ですが、転職エージェントによっては未経験者向けの求人が少ないこともあります。

未経験からゲーム業界にキャリアチェンジしたい人におすすめの転職エージェントは、次の3社です。

  • ギークリー(Geekly)
  • ワークポート
  • Hiraku Agent
ギークリー(Geekly)

ギークリーはゲーム業界未経験者でも応募しやすいデバッカーなどの職種を扱っています。

未経験者が比較的挑戦しやすいとされるソーシャルゲーム・スマホゲームの案件も豊富。

実際に「教育業界からデバッカーに転職した例」「営業職からゲームのプロジェクトマネージャーに転職した例」もあります。

「熱意のアピール方法」「ゲーム業界で活かせる実務経験やスキルの棚卸」など、未経験者が困りがちなポイントについてもアドバイスしてくれます。

未経験でゲーム業界に転職したい人は一度相談してみましょう。

ワークポート

ワークポートはIT・Web業界に強い総合型転職エージェントで、ゲーム業界の職種未経験・業界未経験OK求人も扱っています。

未経験OKの職種としては、「プログラマー」「プランナー」「カスタマーサポート」「サウンドデザイナー」「エフェクトデザイナー」などが見つかりました。

ワークポート全体の求人数からすると「未経験OK求人が豊富」とまでは言えませんが、実際にワークポートでゲーム業界にキャリアチェンジできた人もいます。

未経験からゲーム業界に転職したい人は、一度ワークポートの求人をチェックしてみてください。

Hiraku Agent

Hiraku Agentには、「未経験OKの求人を紹介してくれた」という口コミが複数寄せられています。

未経験でゲーム業界に転職するのは正直難しいものの、キャリアアドバイザーの丁寧なサポートで内定をつかみとった未経験者もいます。

「他のエージェントだと経験が浅いからかぞんざいな扱いをされていたが、Hiraku Agent では寄り添ってくれたと感じる」というコメントも。

ただし未経験OKの仕事だと、雇用形態が契約社員であったり、年収が低めであったりすることも多いので、条件面には注意しましょう。

ワークライフバランス改善におすすめの転職エージェント2選

「ゲーム業界は刺激的で大好きだけど、残業が多いのは辛い」と考えている人も多いでしょう。

ワークライフバランス改善が目的の転職におすすめなのは、次の2社です。

  • G-JOBエージェント
  • イマジカジーク(IMAGICA GEEQ)
G-JOBエージェント

G-JOBエージェントでは正社員のほか、「契約社員」「派遣社員」「業務委託」という雇用形態も扱っています。

希望する働き方に合わせて雇用形態を選べるので、ワークライフバランスを改善しやすいのではないでしょうか。

リモートワーク可能な案件も多数保有しています。

ただワークライフバランスを重視しすぎて収入面が犠牲になりすぎないよう、バランスのとり方には注意しましょう。

イマジカジーク(IMAGICA GEEQ)

イマジカジーク(IMAGICA GEEQ)では、「ワークライフバランス重視」「リモートワーク制度あり」「フルリモートワーク」「フレックス」「副業可」などの条件で求人を絞り込めます。

例えば「ワークライフバランス重視」の求人は229件、「リモートワーク制度あり」の求人は467件見つかりました(※)。

また派遣社員(紹介予定派遣含む)や契約社員の求人探しもできるので、働きやすいスタイルを求める人におすすめです。

※「イマジカジーク(IMAGICA GEEQ)」公式サイトより(2024年7月31日時点)

ゲーム別におすすめのゲーム業界の転職エージェント・サイト

ゲームは大きく「スマホゲーム・ソシャゲ」と「コンシューマー」に分かれます。

それぞれにおすすめの転職エージェントを紹介します。

スマホゲーム・ソシャゲ狙いの人におすすめの転職エージェント2選

スマホゲーム・ソシャゲ狙いの人におすすめの転職エージェントは、次の2社です。

  • G-JOBエージェント
  • シリコンスタジオエージェント
G-JOBエージェント

G-JOBエージェントではアプリゲーム関連の求人を豊富に扱っていて、公開求人だけでも679件あります(※)。

G-JOBエージェントの求人は7割が非公開求人なので、登録するとより多くのアプリゲーム関連求人に触れられる可能性があります。

募集されている職種も、プランナーやエンジニア、アーティストなど豊富です。

スマホゲームに携わりたいクリエイターは、ぜひG-JOBエージェントへの登録を検討してみてください。

※「G-JOBエージェント」公式サイトより(2024年7月31日時点)

シリコンスタジオエージェント

シリコンスタジオエージェントにはアプリゲーム関連の求人が1960件あり(※)、とくにデザイナーやアーティストの求人が充実しています。

社名非公開の企業が多いものの、確認できた企業だと「コロプラ」「マーベラス」などがありました。

求人特集で簡単にスマホゲーム関連の求人を見られるので、気になる人はチェックしてみてください。

※「シリコンスタジオエージェント」公式サイトより(2024年7月31日時点)

コンシューマー狙いの人におすすめの転職エージェント2選

コンシューマー狙いの人におすすめの転職エージェントは、次の2社です。

  • ファミキャリ!
  • シリコンスタジオエージェント
ファミキャリ!

ファミキャリ!には、コンシューマーゲーム関連の公開求人が728件あります(※)。

「スマホゲームからコンシューマーゲームへの転職は難しい」と言われますが、ファミキャリ!を利用し、スマホ向けゲームのプランナーから、コンシューマー向けゲームのプロデューサーに転職した成功事例も。

「苦戦しやすいとわかったうえでも挑戦したい」というクリエイターに対して、ファミキャリ!のアドバイザーは「転職のために必要なスキル・経験」をアドバイスしてくれます。

ファミキャリ!は「コンシューマーに転職したいが、ひとりではどうやって手をつけたらいいかわからない」という人におすすめです。

※「ファミキャリ!」公式サイトより(2024年7月31日時点)

シリコンスタジオエージェント

シリコンスタジオエージェントでは、コンシューマーゲーム関連の公開求人を1661件も扱っています(※)。

職種も豊富なので、コンシューマーゲームに関わりたい人に幅広くおすすめできます。

ただし派遣の求人も多い点には注意が必要。

「やりたい仕事なら雇用形態は気にしない」という人もいるかもしれませんが、契約期間や給与など、条件面はしっかりと確認してください。

※「シリコンスタジオエージェント」公式サイトより(2024年7月31日時点)

ゲーム業界の転職エージェント・サイトの選び方

ゲーム業界で転職したいときの「転職エージェント・サイトの選び方」を紹介します。

  • 希望職種の求人が多い転職エージェント・サイトを選ぶ
  • ポートフォリオ・職務経歴書の添削が丁寧な転職エージェントを選ぶ
  • 取引のあるゲーム企業に働きたい会社があるかチェックして選ぶ

希望職種の求人が多い転職エージェントを選ぶ

まずは希望職種の求人が多い転職エージェントを選びましょう。

ゲーム関連職種は多岐にわたり、転職エージェントによって「得意分野」「求人を多く保有している職種」が変わるからです。

主な職種ごとに、公開求人数が多い転職エージェントをまとめました。

エンジニア
プログラマー
・ファミキャリ!
・シリコンスタジオエージェント
・レバテックキャリア
・RecGame(リクガメ)
デザイナー
モデラー
アーティスト
・ファミキャリ!
・シリコンスタジオエージェント
・レバテックキャリア
・ギークリー(Geekly)
・マイナビクリエイター
プランナー
ディレクター
プロデューサー
・ファミキャリ!
・シリコンスタジオエージェント
・ギークリー(Geekly)
・RecGame(リクガメ)
シナリオライター ・シリコンスタジオエージェント
・レバテックキャリア
・マイナビクリエイター
映像クリエイター
サウンドクリエイター
・シリコンスタジオエージェント
・ギークリー(Geekly)
・マイナビクリエイター
非クリエイター職 ・シリコンスタジオエージェント
・RecGame(リクガメ)
・G-JOBエージェント

希望職種の選択肢が多い転職エージェントを選ぶのがおすすめです。

ポートフォリオ・職務経歴書の添削が丁寧な転職エージェントを選ぶ

ゲームクリエイターの場合、ポートフォリオ・職務経歴書の添削が丁寧な転職エージェントを選ぶことも重要です。

ゲームクリエイターの転職では、ポートフォリオや職務経歴書の提出が求められるからです。

ポートフォリオとは…

自分の作品をまとめた作品集のこと。ゲームクリエイターの転職では、たいていポートフォリオの提出を求められる。

ポートフォリオには決まった形式がないため、転職が初めてだと「どうやって作ればいいのかわからない」という人も多いでしょう。

ポートフォリオをプロに添削してもらわないと、実力はあるのにポートフォリオの質が悪いせいで選考に落とされる可能性があります。

また自身の強みを言語化して職務経歴書に落とし込む作業も、転職エージェントにサポートしてもらえると、応募先企業に合わせて作り変える作業がスムーズになるでしょう。

ポートフォリオを含む応募書類の添削に力を入れている転職エージェントの例は、以下の通りです。

  • マイナビクリエイター
  • G-JOBエージェント
  • ギークリー(Geekly)
  • ファミキャリ!

映像系の職種に応募する場合は、「Hiraku Agent」など、デモリールの添削ができる転職エージェントを選ぶのがおすすめです。

デモリールとは…

自身が携わった作品を動画にまとめた、映像版の作品集。「モーションデザイナー」「アニメーター」「エフェクトデザイナー」「モデラー」などの転職活動で、企業から提出を求められることがある。

転職エージェントのサポートを受けながら応募書類をブラッシュアップして、書類選考通過の可能性を高めましょう。

取引のあるゲーム企業に働きたい会社があるかチェックして選ぶ

ゲーム業界の転職パターンとして、「今の職場で経験を積み、憧れのゲーム企業を目指したい」という人も多いのではないでしょうか。

希望の企業が具体的に決まっているなら、転職エージェント・サイトの取引企業に働きたい会社があるかチェックしてから選ぶのがおすすめです。

ゲーム業界に特化した転職エージェント・サイトでは、公式サイト上に取引企業を掲載していることも少なくありません。

今回10選で紹介している転職エージェント・サイトすべてが、取引企業や紹介実績企業を公式サイト上で公開していますよ。(※2024年11月時点)

例えば「ファミキャリ!」では、五十音順で企業一覧を公開しており、積極募集中の企業をピックアップしています。

希望企業の求人が出ていなくても、取引や実績があれば非公開求人を保有している可能性もあるので、諦めずに一度相談してみるといいでしょう。

時期によって取引企業や募集状況も変わってくるため、具体的な企業名については公式サイトをチェックしてみてください。

ゲーム業界の転職で転職エージェントを使うメリット

ゲーム業界の転職で転職エージェントを使う主なメリットは、以下の通りです。

  • 競争が厳しいゲーム業界の内定獲得率を高められる
  • 忙しくてもゲーム業界の転職を効率的に進められる
  • ネームバリューに惑わされにくくなる

競争が厳しいゲーム業界の内定獲得率を高められる

ゲーム業界の競争は激しく、とくに人気職種のひとつ「ゲームクリエーター」の有効求人倍率は「0.56」という低さです。(日本版O-NET「jobtag」令和5年度)

競争の厳しい状況でも、ゲーム業界に特化した転職エージェントを活用すれば、内定獲得率を高められるでしょう。

市場には出回らない非公開求人を保有しており、キャリアプランの設計から自己アピールの方法まで、ゲーム業界ならではのアドバイスも受けられるからです。

例えば、ゲームデザインの基礎を習得した段階で、「次は大規模なゲームタイトルに関わる」「プロジェクトリーダーのポジションを目指す」といったキャリアの方向性も相談できます。

さらに応募書類の添削や面接対策で、自身の強みをアピールできるようになれば、選考通過の可能性も高まります。

また、キャリアや目標が明確になることで、一般に公開されない非公開求人の紹介も受けやすくなるでしょう。

非公開求人は企業側の求める人材像が明確で、特定のスキルや経験が高く評価される傾向に。

そのため、マッチング度の高い人にだけ紹介されるので、公開求人より競争率が低くチャンスも広がります。

ゲーム業界は職種が多岐にわたっており、職種ごとの具体的な対策も必要となるため、専門性の高い転職エージェントの利用は、内定獲得のためにも大きなメリットとなるでしょう。

忙しくてもゲーム業界の転職を効率的に進められる

ゲーム業界で働いていると「追い込み期間が発生しがちで転職活動をスムーズに行えるか不安」「バグの発生や突然の方向性の変更でスケジューリングがうまくできない」などの悩みがある人もいるのではないでしょうか。

転職エージェントの力を借りれば、ゲーム業界で多忙を極めている人であっても、転職を効率的に進められるでしょう。

求人検索や企業との連絡のやり取りなど、転職活動の手間がかかる部分を、転職エージェントが負担してくれるからですね。

また、サポートしてくれるのはゲーム業界に精通したキャリアアドバイザーです。

在職中の転職活動にも理解が深く、業界特有のスケジュールに配慮した調整を行ってくれるなど、現職に支障をきたさないカタチでのサポートにも期待できるでしょう。

負担減や効率化で無理なく転職活動を進めるためにも、ぜひゲーム業界に特化した転職エージェントに相談してみてくださいね。

ネームバリューに惑わされにくくなる

ゲーム業界の転職では、「ネームバリューや企業の肩書きで選んで失敗する」というケースもあります。

「パブリッシャーにこだわりすぎて、入社してからミスマッチに気づく」などですね。

しかし転職エージェントを利用すると、ネームバリューに惑わされにくくなります。

キャリアアドバイザーが、「なりたい将来像」「磨きたいスキル」「叶えたい働き方」に沿って企業を紹介してくれるからですね。

客観的な視点で企業選びをしてもらうことで、転職の目的に沿った企業探しが可能になり、目的がぶれにくくなると期待できます。

「名前を知らなかったゲーム会社」「思いもよらなかった会社」を紹介されたとしても、企業の特徴や紹介する理由を教えてもらうことで、「応募してみようかな」と思えることも。

客観的な視点で企業選びをサポートしてほしいなら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

ゲーム業界の転職で転職エージェントを使う際の注意点

ゲーム業界の転職で転職エージェントを使う際の注意点を紹介します。

  • 複数の転職エージェントに登録する
  • 自分でもゲーム業界の最新情報をキャッチアップする
  • 希望通りのゲーム業界転職が叶うわけではない

複数の転職エージェントに登録する

ゲーム業界の転職で転職エージェントを使う際には、複数の転職エージェントに登録しましょう。

ゲーム業界には「非公開求人」やひとつのエージェントだけに任せている「独占求人」があるため、複数の転職エージェントに登録することで、触れられる求人数がぐっと増えるからです。

とくにゲーム業界は、非公開求人が多い業界とされています。

求人を非公開にするのには、「新規プロジェクトの始動について、競合他社に知られたくない」という事情があります。

また複数の転職エージェントに登録することで、「ポートフォリオやデモリールの添削をしかりやってくれるエージェント」「希望条件に合う求人を豊富に保有しているエージェント」を見極めやすくなるでしょう。

もしゲーム業界に特化した転職エージェントを利用しても、なかなか転職できない場合は、総合型の転職エージェントの併用も検討してみてはいかがでしょうか。

ゲーム業界特化型の転職エージェントとはまた別のネットワークがあり、ゲーム業界の求人紹介が可能な場合もあるからです。

例えば、大手総合型の「リクルートエージェント」や「doda」でもゲーム業界の求人は保有しています。

検索条件:公開求人数
リクルートエージェント ゲーム・ソーシャルアプリ:6,964件
doda ゲーム(オンライン・ソーシャル):1,760件

(調査日:2024年11月10日)

職種も「営業職」「クリエイティブ職」「マーケティング」「管理部門」など幅広くあるので、一度希望の求人があるか検索してみるといいでしょう。

競争率の高い業界で内定の可能性を高めるため、ぜひ2~3社くらいは転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。

自分でもゲーム業界の最新情報をキャッチアップする

転職エージェントを利用しても、自分でもゲーム業界の最新情報をキャッチアップするようにしましょう。

技術やトレンドの変化がめまぐるしいゲーム業界は、担当キャリアアドバイザーの情報提供が追いつかないことも考えられます。

例えば、面接対策として用意してくれる想定問答集を参考にしながらも、企業の作品やサービス内容、ターゲット層など自身でもリサーチしておくと万全の準備ができます。

また、「ポートフォリオ」「職務経歴書」といった応募書類の添削も、「担当者からの指摘箇所は修正したからもう十分」とブラッシュアップを止めるのではなく、自身でもアップデートする意識を持つのがおすすめです。

ゲーム業界は「自発的に考えて動ける人」が求められる傾向にもある業界なので、転職エージェントに任せきりにしていると、企業から見破られてしまう可能性も。

自分事として捉えながら転職活動に取り組めば、ゲーム業界の転職成功にもより近づくでしょう。

希望通りのゲーム業界転職が叶うわけではない

ゲーム業界に特化した転職エージェントを利用しても、必ずしも希望通りの転職が叶うわけではありません。

もちろん、希望を叶えるために全力でサポートしてくれますが、ゲーム業界特有の事情もあるため、すべての条件を満たす転職は難しいこともあります。

とくにゲーム業界の場合、多様な職種や分野があるため、希望の求人がタイミングよく出てこないことも多いです。

また人気があり倍率も高いため、企業が求めるスキルや経験の基準も高くなりがちに。

さらに長時間労働の発生しやすい業界なので、労働環境の改善を求めて他社への転職を希望していても、「残業なし」の求人が見つかりにくかったり、募集があっても応募が殺到したりしで実現が難しいケースも。

キャリアアドバイザーが、企業と条件面の交渉も行ってはくれますが、場合によっては何かしらの妥協が必要になることも考えられます。

転職エージェントを使えば「必ず理通りの転職ができる」とは限らないため、担当者とコミュニケーションを取り、ゲーム業界の転職市場の事情を理解しながらすり合わせ行っていきましょう。

ゲーム系転職エージェント利用時の流れ

ゲーム業界の転職で転職エージェントを利用する際の流れは、以下の通りです。

  1. 登録
  2. 面談
  3. 求人紹介
  4. 応募
  5. 内定・入社
アドバイス1.登録時にポートフォリオを用意しておく

完璧でなくていいので、登録時にポートフォリオやデモリールを用意しておくといいでしょう。

ゲーム業界の転職エージェントを利用する場合、初回面談で必要になることもあるからです。

とくに必要だとアナウンスがなくても、ポートフォリオを準備しておくことでスキルや業務経験を伝えやすくなり、面談がスムーズに進むことも考えられます。

作品を見せられるように準備しておくと、転職への熱意が伝わりますし、よりマッチ度の高い企業を紹介してもらいやすくなるのでおすすめです。

アドバイス2.面談方法の確認をしておく

転職エージェントがどのような形式の面談を行っているのか確認しておきましょう。

一般的には、「来社面談」「Web面談」「電話面談」ですが、転職エージェントによって方法は異なります。

面談方法ごとに特徴やメリットがあるので、 自分に合った方法を選びましょう。

とくにゲーム業界の転職エージェントは求人が集まる東京や大阪など、大都市に拠点を設置しているため、地方在住者はWeb面談がおすすめ。

ポートフォリオの評価やキャリアの方向性の相談を希望するなら、対面でじっくり話ができる来社面談を活用するといいでしょう。

おすすめ10選のうち、面談方法が確認できた転職エージェントをピックアップしたので参考にしてみてください。

転職エージェント 面談方法
ファミキャリ! 来社面談(東京・大阪)、電話面談、Web面談)
Hiraku agent オンライン面談
ギークリー(Geekly) 来社面談、オンライン面談
シリコンスタジオエージェント 電話面談、オンライン面談
レバテックキャリア 来社面談(渋谷、名古屋、大阪、福岡)、オンライン面談
マイナビクリエイター 来社面談(東京、大阪)、オンライン面談、電話面談

ゲーム業界の転職エージェントを利用する際のよくあるQ&A

ゲーム業界の転職エージェントを利用する際のよくある質問と回答を紹介します。

その他、疑問や不安がある場合は、エージェントに聞くようにしてください。

Q.未経験でもゲーム業界に転職できますか?

A. 未経験でも転職できますが、ハードルは高いです。

特にゲーム業界は、スキルや経験を重視するため、求められたスキルがないと転職は難しいでしょう。

未経験でゲーム業界に転職するのは難しいものの、以下にあげた職種は比較的採用されやすいです。

  • ゲームプログラマー
  • ゲームプランナー
  • デバッガー

また、未経験から正社員は採用されにくいので、アルバイトや派遣でゲーム業界の経験を積むのもおすすめです。

Q.どれくらいゲーム業界で働くと転職がスムーズにできますか?

A. 採用企業や個人の能力によって違いはありますが、3年くらいが目安となります。

ただし、重要なのは募集している職種のスキルや実績があるかです。

ゲーム業界内で働いていたとしても、職種が異なれば転職も難しくなります。

Q.ゲーム会社の面接ではどんなことを聞かれますか?

A. 基本的には一般の面接と同じようなことを聞かれます。

ゲーム会社の面接でも、「志望動機」「今後のキャリアプラン」など、他業界の面接で質問されることが聞かれます。

さらに、「今までの制作経験」「好きなゲーム」「プレイしたことがあるゲーム」などが聞かれることも多いようです。

転職エージェントの多くは面接対策もしてくれます。

「どのような質問をされるのか」「質問に対する回答」などのアドバイスももらえるので、転職エージェントを利用する際は、ぜひ活用してください。

Q.ゲーム会社大手に転職できますか?

A. 大手は特に倍率が高く、かなり難しいでしょう。

ゲーム業界は人気があり、求人倍率も高いです。

その中でも、大手ゲーム会社の求人倍率は数十倍~数百倍となることもあり、狭き門といえます。

大手ゲーム会社への転職を成功させるためには、必要なスキルや経験を確認し、積極的にアピールすることが必要です。

また大手ゲーム会社の求人募集を見つけたら、希望職種でなくても応募してみるのも一つの手です。

まずは働いてみて、知識や経験を積むのもいいでしょう。

Q.40代でもゲーム会社に転職できますか?

A. 転職は可能ですが、厳しいのが実情です。

40代になると業界内での転職でも厳しく、未経験で転職するのは、ほぼ不可能といえます。

40代でゲーム会社に転職を希望するなら、マネジメント経験があるかがポイント。

とくに、大規模なプロジェクトのマネジメント経験が多数ある人は需要も高いです。

ただし、求人は多いとはいえないため、タイミングが合わなければ転職も難しくなります。

ゲーム業界の転職先とそれぞれの違いを解説

ゲーム業界にはさまざまな企業規模の会社が存在しており、それぞれ働き方や文化などが異なります。

主な転職先とそれぞれの違いについて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

大手ゲーム企業

大規模な資本を持ち、ゲーム市場で大きな売上高を誇るのが大手ゲーム企業です。

世界的に有名なゲームをリリースするなど、知名度が高いのも特徴のひとつ。

さまざまな職種やポジションの求人があるものの、企業経営の安定性やブランド力によって人気もあり、求人募集にも多くの人が殺到するなど転職難易度は高めです。

大手ゲーム企業と取引のある転職エージェントにサポートしてもらいながらの転職活動をおすすめします。

企業例:任天堂、ソニー、バンダイナムコなど
中小ゲーム企業

大手ゲーム企業ほどの規模や資金力はありませんが、安定した収益基盤で、人気ゲームや注目作品を継続的にリリースしている企業を指します。

ニッチ市場や特定のジャンルを得意としている企業も。

大手に比べるとチーム規模も大きくないため、幅広い経験を積めるのが特徴です。

また、メンバー同士の意思疎通もしやすいので、風通しも良く、柔軟な環境が整っています。

経験の浅い人や未経験者には、中小ゲーム企業が狙い目と言えるでしょう。

ベンチャーゲーム企業

ベンチャー企業に明確な定義はありませんが、ゲーム業界では新しいチャレンジを行っている新興企業が多いとされています。

一人の社員が複数の業務をこなすため、裁量も大きく昇進スピードも速いです。

成長意欲が高く、実力に応じた評価を希望する人に向いているでしょう。

リモートワークやフレックスタイム制など柔軟な働き方も可能で、ユニークな福利厚生を用意している企業も。

ただし、大きな成長の可能性を秘めている一方で、資本力がなく倒産リスクもあるので、経営状況や将来性などの情報を転職エージェントから収集することをおすすめします。

インディー系

インディーゲームに明確な定義はありませんが、個人や小規模チームで開発・制作されるゲームを指します。

限られた人数で作品を制作するため、プログラミングやデザイン、音楽など幅広いスキルが求められます。

さらにポジションが限られているため、一般的に求人募集の頻度は低いでしょう。

人脈を通じて他の開発者とつながり開発チームに加入する方法や、独立する選択肢もあります。

資金面に課題を抱えることも多く、給料や福利厚生の充実度は低いことを理解しておきましょう。

外資系ゲーム企業

外資系ゲーム企業は、グローバル市場に向けてゲームやコンテンツなどを開発・リリースする、外国資本によって成り立っている企業のことで、近年急成長を遂げています。

日系企業とは違った企業文化や経営方針を持っており、採用時には、ゲームに対する熱意やアイデアの有無が重視されます。

また、日本の優秀なクリエイターは高年収で採用されることもあり、年収アップ転職を目指す人には魅力的な選択肢となるでしょう。

外資系企業は独自の視点で採用活動を行うため、外資系ゲーム企業への転職支援実績がある転職エージェントを活用して、企業に合わせた対策を行うようにしてください。

企業例:株式会社ネクソン、網易娯楽株式会社(NetEase Games)、日本マイクロソフト株式会社など

まとめ

ゲーム業界への転職を目指しているなら、今回紹介した転職エージェント・サイトの利用がおすすめです。

ゲーム業界は人気が高いため、一人で転職活動をするよりも業界に精通したプロにサポートしてもらう方が、転職成功の確率が高くなるからです。

また、転職エージェントを利用することで、次のようなメリットを得られます。

  • 競争が厳しいゲーム業界の内定獲得率を高められる
  • 忙しくてもゲーム業界の転職を効率的に進められる
  • ネームバリューに惑わされにくくなる

当記事で紹介した転職エージェント・サイトは、ゲーム業界に強いサービスばかりなので、転職活動に行き詰った時は、ぜひ参考にして満足できる転職を実現させてください。