飽き性な人は「好奇心旺盛でフットワークが軽い」「変化に対応できる」という長所を備えている一方、ひとつのことを継続できない面ももっています。
今回、自身を飽きっぽい性格と自覚している500人に「飽き性が原因で仕事に支障が出た経験はあるか」を聞いたところ52.0%が「ある」と回答。
「飽きてきてミスが多くなる」「仕事に飽きたらすぐ退職してしまう」という経験談が寄せられました。
そのため「飽きっぽいから、働くのには向いていない」と落ち込んでしまう人も。
しかし飽きっぽくても仕事を長く続けて、成功している人はいます。
つまり「自分に向いていて、活躍できる仕事」を見つけることが大切です。
そこで「実際に経験して、飽き性に向いていると思った仕事」についてもアンケート調査を実施。
- 調査対象:自身を飽きっぽい性格と自覚している人
- 調査期間:2022年6月17日~26日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:500人(女性321人/男性179人)
- 回答者の年代:10代 1.2%/20代 23.4%/30代 37.8%/40代 25.2%/50代以上 12.4%
口コミ投票数の多かった順に「飽き性な人に向いている仕事ランキング8選」として発表しています。
さらに、あわせて調査した「飽きっぽい人が仕事で苦痛を感じるとき」の上位回答と、それぞれのケースごとにワンポイントアドバイスも紹介。
飽き性の人に向いている仕事ランキング8選
飽き性と自覚している500人に「自身が経験した飽きっぽい人に向いている仕事」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
回答数の多い順にランキング形式で紹介しています。
ランキング1位になったのは「接客・販売職(141人)」です。
2位「営業職(73人)」、3位「クリエイティブ系(32人)」と続きます。
以降、4位「イベント・単発ワーク(31人)」、5位「物流・ドライバー(26人)」、6位「医療系専門職(18人)」、同率7位「現場作業・引越し(15人)」「派遣社員(15人)」の結果となりました。
「顔を合わせる相手」や「仕事内容」「働く場所」に変化の多い仕事が、上位にランクインしています。
飽きっぽい人は日々何らかの変化があると、苦痛なく仕事を続けやすいのでしょう。
なお「2~3年でジョブローテーションがあるから公務員はおすすめ」という回答もありました。
一口に飽きっぽいと言っても、「1日の中で変化をつけたい」のか「何年も同じサイクルで仕事するのがツライ」のかによって、向いている仕事の基準も変わってくるのかもしれません。
では上記の職種が飽きっぽい人に向いている理由について、具体的な回答をもとに紹介します。
1位 接客・販売職
1位は500人中141人が回答した「接客・販売職」です。
接客業や販売業では、毎日・毎回違うお客さんを相手にするため、新鮮な気持ちでいられます。
また「忙しくて飽きる暇がない」という意見も多く見られました。
店舗や業種によっては接客に加えて「陳列」「掃除」「発注」「キッチン」などの幅広い業務を任されることもあります。
接客・販売は変化に富んだ仕事がしたい方にぜひおすすめです。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 飲食店ホールスタッフ。忙しいので飽きる暇がない。面白いお客さんが多いので、人間観察など仕事をしながら楽しめる要素もある(20代 女性)
- アパレル販売員。新しいお洋服が次々に入ってくるし、お客さんも毎回違う人を接客するから違う感じで新鮮です(30代 女性)
- コンビニスタッフ。飽きっぽい自分でも飽きを感じないくらい、仕事が多岐にわたる(40代 男性)
ホールスタッフ・カウンタースタッフの接客求人多数あり。
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2位 営業職
2位は500人中73人が回答した「営業職」です。
外回りの営業職であれば外出が多く、たくさんの顧客と会うため変化に富んでいます。
また、ある程度のルールはあるものの、営業の手段やタイミングは営業職本人に委ねられていることも多く、自由度が高いのも特徴。
自分で工夫して臨機応変に仕事できるため、「ルールに縛られるのがイヤ」という方にも向いています。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- いろいろなところに脚を運んで商談することで、気持ちもリフレッシュされるから(20代 女性)
- 月間や週間で、売上をあげるための計画を立てて行動できます。うまくいかなかったら改善して再度計画を立て実行。この過程は、飽きることと無縁です(30代 男性)
- 毎日色んな人に会うので飽きることはないし、外に出るので自由な時間も多いです(40代 女性)
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3位 クリエイティブ系の仕事
3位は500人中32人が回答した「クリエイティブ系の仕事」です。
具体的な職種としては「デザイナー」「イラストレーター」などがありますね。
クリエイティブ系の仕事については「単調ではない」「考えることが多いのでやる気が続く」といった意見が寄せられています。
自分の作品が世に出たり、クライアントに評価されたりすると、大きなやりがいを感じられるメリットもありますね。
ただ、手掛ける作品やプロジェクトが大きすぎて作業終盤で飽きてしまう人もいるので、「製作期間」や「作品の規模」には注意したほうがよさそうです。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- テレビ・ラジオディレクター。「企画の立案」から「取材交渉」「取材」「編集」「番組収録」まで毎日いろいろな仕事ができるので、飽きることはないと思います(20代 女性)
- デザイン系の仕事。常に考えないといけないので変化も多く、飽きることがないからです(30代 女性)
- 単調ではないし、自分で考えていく仕事だから(50代以上 男性)
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4位 イベントスタッフ・単発バイト
4位は500人中31人が回答した「イベントスタッフ・単発バイト」です。
イベントスタッフやリゾートバイトをはじめとする短期・単発の仕事であれば、基本的に業務中は忙しく、仕事ごとに勤務場所やメンバーが替わります。
そのため「飽きる暇がない」「毎回新鮮な気持ちで仕事できる」という声が多数。
もし飽きそうになっても、期限が決まっていれば「あと少しだから、最後までやりとげよう」という気になれるでしょう。
ただリゾート・単発の仕事は1日~1ヶ月など期間が短く、生業とするのは心もとない面もあります。
そのため将来的に同じ仕事で長く勤めたいのであれば、短期・単発でいくつかの仕事を経験して「この仕事なら飽きずに続けられる」と感じる仕事を探すのもいいですね。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 基本的に忙しいため、「飽きた」と思う暇がないから。またいろんな種類のイベントが行われるから(20代 女性)
- 好きな仕事がその都度選べるから。いろんな仕事を経験して、飽きない仕事が見つけられるかもしれません(40代 女性)
- コンサートの監視員。コンサートは臨場感があって飽きない(50代以上 男性)
イベント業務の経験を活かした転職が可能。
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5位 物流・ドライバーの仕事
5位は500人中26人が回答した「物流・ドライバー」がランクイン。
「忙しいので退屈する暇がない」「体を動かせるので飽きにくい」などの回答が寄せられています。
運転して移動すれば環境も変わるので、気分転換にもなるでしょう。
ルート配送だといつも同じルートで飽きてしまう人がいるかもしれませんが、宅配やデリバリーですと配達先が変わるので飽きにくいかもしれません。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 運転はいろんな所に集中しなければならず、また景色も変わるので刺激になるから(20代 女性)
- 適度に頭も使いながらずっと体を動かすので(30代 男性)
- タクシードライバー。常に気分転換できるので、飽きずに続けられてとてもオススメです(40代 男性)
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6位 医療系専門職
6位は500人中18人が回答した「医療系専門職」でした。
「患者さんがどんどん入れ替わる急性期の病院が向いている」などの回答が寄せられています。
短いスパンで担当する患者さんが変わるので、飽きにくいのですね。
また、医療系専門職は人手不足であることから、転職しやすく環境を変えやすいという特徴があります。
同じ看護師でも、総合病院やクリニックなど、勤務先によりかなり仕事内容や働き方は異なります。
職種を変えずにスキルやキャリアを活かしながら「自分に合う職場」を探せるのは、大きなメリットですね。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 飽きている暇がないぐらい、次々と患者さんがやってくる(20代 女性)
- 患者さんや病気ごとに対応が変わり、自分の動きも変わるので、飽きっぽい人におすすめです(30代 男性)
- 職場に飽きたら転職しやすいから(50代以上 女性)
業界トップクラスの求人数と実績を誇る。
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さまざまな施設形態から選べる。
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同率7位 現場作業・引越し業者の仕事
7位は500人中15人が回答した「現場作業・引越し業者の仕事」です。
現場作業や引越し作業は、毎回現場や作業内容が変わります。
工事であれば、工事内容は現場により違いますし、同じ現場でも日々作業内容は変化しますね。
引越し作業も各家庭・事務所の荷物に合わせて作業が変わります。
また忙しい現場でもあるため「退屈する暇がない」という面も。
体力に自信があれば、変化を求める人には向いていそうですね。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 引越し。同じ作業があまりなく、臨機応変に対応しなければならない(20代 女性)
- 配管工。さまざまな工場のプラントを回るので、「まったく同じ作業」というのがあまりない(30代 男性)
- 毎日違う現場で違う作業をするので気分転換になるから(40代 女性)
大手企業や寮付きなど好条件の求人多数。
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全国各地域のエリア別に現場仕事のバイトを探せる。
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同率7位 派遣社員として働く
同率7位は「派遣社員」として働くことです。
派遣社員が同じ職場で働けるのは3年までなので、「定期的に環境を変えたい」という人には向いていますね。
契約更新の際に「更新しない」という選択も可能なので、飽きてしまったら次に向かいやすいのもメリットです。
反対に「この職場で長く働きたい」と思ったら、直接雇用を目指して頑張ることもできるでしょう。
ただ、必ず直接雇用されるとは限りませんし、雇用契約が終わったときに次の仕事を紹介してもらえる保証もありません。
そのため派遣社員ではなく「ジョブローテーションが頻繁な職場で直接雇用を目指す」などの方法も検討してみてはいかがでしょうか。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 有期雇用で、辞めたいときに辞めやすいから(20代 男性)
- 私は長く試食販売員の派遣スタッフをしていました。同じ仕事内容ですが、日々色んな場所に行けるので毎回新鮮な感覚と楽しさがありました(30代 女性)
- あらかじめ期限が決まっているので、期限が終わったら他の仕事が選べるから(40代 女性)
ランキングの結果から、飽き性な人は「人と接する仕事」がおすすめといえるのではないでしょうか。
飽き性と自覚している500人が回答した「飽きっぽい人に向いている仕事」の上位2つには、「接客・販売職」「営業職」という、人と接する仕事がランクインしています。
日々いろんな人と接する仕事なので、さまざまな出会いに刺激をもらえたり、マニュアル通りにいかないことが出てきたりと、ルーティンワークに比べて刺激は多いと言えるでしょう。
お客様からアドバイスを求められたり、顧客から無理難題を要求されたりと、自分でいろいろと考えながら動く必要があるため、うまく対応できたときの達成感が大きいのもモチベーションにつながります。
ただし、飽きっぽい人の中には「人と接するのが苦手」という人もいるでしょう。
人と接するのを避けたいのであれば、ランキングにもあがっていた「物流・ドライバー」や「現場作業」などの仕事がいいのではないでしょうか。
一人で黙々と仕事に打ち込む必要はありますが、ドライバーの仕事ならいろんな土地に移動できますし、現場作業も日によって仕事場が変わるので、環境の変化がある面から飽きにくいのではないでしょうか。
飽き性な人が仕事で苦痛を感じるときランキング
飽きっぽい性格の男女500名に「仕事で苦痛を感じるとき」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
回答数の多い順にランキング形式で紹介しています。
ランキング1位になったのは「仕事内容に変化がないとき(372人)」です。
2位「環境に変化がないとき(27人)」、3位「仕事に慣れて飽きてきたとき(26人)」と続きます。
以降、4位「やりがいを感じないとき(19人)」、5位「時間が遅く感じるとき(12人)」、同率6位「ルール・命令に従うとき(10人)」「集中力・やる気が途切れたとき(10人)」の結果となりました。
8位には「仕事で関わる人が変わらない(9人)」も入っていて、変化がない場合に苦痛を感じる人が多いとわかります。
変化がない仕事や職場は、良く言えば「安定している」のですが、飽き性の人は「変化がなくつまらない」と感じてしまうのですね。
また「ルール・命令に従うとき」という回答からは、「自由に仕事をしたい」「自分で考えて工夫したい」という思いも伺えます。
では具体的な回答を紹介します。
1位 仕事内容に変化がないとき
ダントツの1位は500人中372人が回答した「仕事内容に変化がないとき」です。
「一日中繰り返しの単純作業」「毎日同じルーティンワーク」など、変化のない仕事内容に疲れてしまうという意見が多数寄せられています。
例えば製造現場でのライン作業や、業務内容が限定された事務補助といった仕事が該当します。
飽き性の人は同じことを繰り返すのが苦手ですから、納得できる結果ですね。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 同じような単純作業を繰り返し行う業務内容は、飽きっぽい性格の自分には苦痛に感じました(20代 男性)
- 同じことを淡々と繰り返さないといけない作業が続くときです(30代 女性)
- 毎日毎日ルーティンのような作業がとても疲れる。毎日違う仕事なら良いのにと感じる(40代 女性)
仕事内容に変化がなくて飽きてしまう人は、休憩時間で変化をつけてみてはいかがでしょうか。
こまめに休憩時間をはさみ、ほかのスタッフと会話をしていったん頭の中をリセットしたり、ストレッチなどをしてリフレッシュをしたりですね。
すでに決まっている仕事内容に変化を加えようと思っても、そう簡単にはできません。
たとえば、工程や順序が決められているライン作業の内容を、変化が欲しいからと勝手に入れ替えるわけにはいかないので、ぜひ休憩時間でメリハリをつけてみてください。
また、変化のない仕事内容はマニュアル化しやすいので、休んだ場合でも誰かに仕事を代わってもらえるといったメリットがあります。
2位 環境に変化がないとき
2位は500人中27人が回答した「環境に変化がないとき」でした。
「ずっと同じ場所で作業する」「一日中デスクワーク」「職場の環境が変わらない」などの場合に苦痛を感じる人も多くいました。
「同じ場所、同じメンバーで毎日同じ仕事をしているとき」と答えた人もおり、変化のなさが重なるとますます苦痛を感じることも伺えます。
飽き性の人にとっては、「安定した環境」が「苦痛を感じる環境」になってしまうケースがあるようです。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- ずっと同じ場所でほぼ動かずに作業をするのが苦痛(30代 女性)
- 「動きが少ない」「ずっと長時間座りっぱなし」などは苦痛を感じる(40代 女性)
- 同じ環境にいるのが苦痛に感じてくる(50代以上 男性)
いつも同じオフィスで仕事をしている人におすすめなのが、職場のレイアウトを変えてみることです。
職場の協力も必要になりますが、座席の配置を変更するだけでも、今までの景色が違って見えるので新鮮な気持ちになります。
最近では、社員それぞれが決まった席を持たない「フリーアドレスオフィス」も浸透してきているので、上司や会社に導入を打診してみるのもいいかもしれません。
ただし、職場環境や仕事内容によっては、レイアウトを変えるのが難しいケースもあると思います。
そんなときは、昼休みに外出して気分転換するのもおすすめです。
1日中同じ場所で同じ人たちと顔を合わせていることに対してストレスを感じる方もいるでしょう。
3位 仕事に慣れて飽きてきたとき
3位は500人中26人が回答した「仕事に慣れて飽きてきたとき」です。
転職や異動した当初は「新しい仕事を覚えられて楽しい」と思っていても、慣れてくるとつまらなく感じてしまう人も。
慣れてきたときにさらに新しい仕事が追加されればいいですが、変化がないと苦痛を感じるようですね。
「慣れてくるとつい転職を考える」という人もいました。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 慣れてくると時間の流れがゆっくりになります。仕事自体は早くこなせるようになるので、休憩時間が長くなって苦痛です(30代 男性)
- ある程度仕事ができるようになると、自分に余裕が出て、全てがつまらなく感じてしまいます(40代 女性)
- 仕事に慣れてマンネリ化してくると苦痛になりました(50代以上 女性)
仕事に慣れて飽きてきたら、違った仕事のやり方を導入してみるのもいいでしょう。
慣れてくると仕事もマンネリ化してくるので、今までどおりのやり方だと、どうしても飽きてしまいます。
以下は、いつもとは違った仕事のやり方の導入例です。
- タイムを計ってデータ入力の作業をする。
- ピッキングの仕事で、最短ルートで動ける方法を模索する。
- 時間ピッタリに作業が終わるように時間配分してみる。
いろんな仕事のやり方を取り入れることで、効率化や成果アップへとつながったりもします。
結果的に周りから評価される実績を残せる可能性も出てきます。
注意したいのは、「仕事に慣れて飽きてきたから」という理由で転職することです。
たとえ転職したとしても、また同じ理由で仕事を辞めたくなる可能性も考えられます。
4位 やりがいを感じないとき
4位は500人中19人が回答した「やりがいを感じないとき」です。
やりがいを感じられる要素としては「収入」「成果・成績」「周りからの評価」「社会貢献」などがあります。
飽き性の人に限らず、やりがいのない仕事を続けるのはツライものです。
ただ「やりがいのないことを我慢して続ける」のが苦手な飽き性の人は、とくに苦痛を感じやすいのかもしれません。
短いスパンで「成果」「評価」などが得られる仕事なら、苦痛を感じず続けやすいかもしれませんね。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- お金を得るためだけに仕事を続けることが耐えられなくなったとき(40代 男性)
- 何のやりがいも感じられないとき(50代以上 女性)
- 結果がなかなか出ないとき(30代 男性)
仕事にやりがいを感じられず飽きてしまう人は、小さなことからでいいので目標を立ててみてはいかがでしょうか。
ただなんとなく漠然と仕事をしているだけでは、毎日の業務がマンネリ化してしまい、やりがいも得られません。
しかし、小さな目標であっても、達成すれば達成感を味わえますし、目標達成のためにモチベーションが向上してやりがいも得られやすくなるでしょう。
たとえば、「オフィス内の誰よりも早く電話に出る」「声をかけられる前に自分からお客様に声がけする」など、日々の業務で取り組めることでもOKです。
5位 時間が遅く感じるとき
5位は500人中12人が回答した「時間が遅く感じるとき」です。
仕事に飽きてしまい集中できないと、時間の過ぎるのがとても遅く感じますよね。
とくに単純作業やルーティンワークの場合に、よく起こります。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 時間の過ぎるのが遅いとき(20代 男性)
- 早く終わらないか時計を見てしまう(30代 女性)
- 時間の経つのが非常に長く感じ、常に時計を気にするようになったときが苦痛です(40代 男性)
なかなか仕事の時間が経過せず苦痛な場合は、周りに目を配ったり、ほかに挑戦したいことを見つけてみてはいかがでしょうか。
業務時間の経過が遅いのは、今の仕事が暇で時間を持て余しているからです。
他のスタッフが忙しそうにしていたらサポートに入ったり、新しい仕事のやり方を考えて試してみたりするといいでしょう。
また、上司に手が空いていることを伝えて仕事をふってもらうのもひとつの方法です。
同率6位 ルール・命令に従うとき
6位は500人中10人が回答した「ルール・命令に従うとき」でした。
「飽き性で指示やマニュアル通りに淡々と作業するのがツライ」という人もいます。
職場の規律維持や業務効率化のため、指示やルールを守るのは大切です。
ただ「マニュアルとは別のやり方なら、より効率があがるのでは」と周囲に提案するなど、もっと柔軟に仕事ができたら飽きずにすむのにと考える人も。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- 命令されてばかりのとき(40代 女性)
- 型にはまったやりかたを強いられるとき(50代以上 女性)
ルールや命令どおりに従って仕事をするのがどうしても我慢できない場合、ある程度の裁量権をもたせてくれる会社への転職も考えていきましょう。
職場によっては上司の命令が絶対であったり、すべてマニュアル通りに行わないといけないケースもあるからです。
とくに飽き性な人は、言われただけのことや、決められたことだけしかできない仕事は合わない可能性大です。
型にはまらず働ける職場を希望するなら、ベンチャー企業や外資系企業は裁量権が大きい傾向にあるので、選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。
同率6位 集中力・やる気が途切れたとき
同率6位は「集中力・やる気が途切れたとき」です。
どんな人でも集中力が切れてやる気が出ないことはあります。
ただ飽き性の人だと、集中力が切れる頻度は高いのかもしれません。
「作業に対して細かく目標を設定する」のも、集中力の維持に効果的です。
以下、実際に寄せられた回答を紹介します。
- やらなきゃいけないのに、やりたくなくなることがある(20代 女性)
- 集中力が切れてしまうとやる気がなくなってしまう(30代 女性)
- 気が乗らないとき(40代 男性)
集中力が切れて仕事に飽きてしまう人は、短時間だけ集中して仕事をこなし、休憩時間をはさむというカタチで仕事を進めてみてはいかがでしょうか。
集中が切れたまま仕事をしても効率が悪く、ますます悪循環に陥ってしまうからです。
たとえば、書類の作成が完了したらコーヒーやお茶を飲んでリフレッシュし、頭をリセットした状態で次の仕事に取り組んでみたりです。
飽き性な人に向いている仕事ランキング調査まとめ
飽きっぽい人はフットワークが軽くて新しい環境や変化に対応できる反面、継続を苦手とする傾向があります。
そのため「仕事内容」「職場の環境」「仕事で関わる人」に変化がないと飽きてしまい、「仕事がつまらない」「転職したい」と考えてしまうことも。
実際に今回のアンケートでは、「仕事に飽きて転職した経験がある」というクチコミも複数寄せられました。
ただ「仕事に飽きて転職しても、次もまたすぐ仕事に飽きてしまう」「転職回数が多いので、収入がなかなか上がらない」といった苦しみの声も多数含まれていました。
・・・しかし中には、「いまの仕事は飽きてて苦痛で仕方ないのに、次に何をすればいいかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
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